2011年3月7日

新聞記事より

 LHNの代表のシンシアさんと親交のある矢満田篤二(やまんた・とくじ)さんの記事が2011年3月8日の朝日新聞朝刊に「妊娠中に仲介する『赤ちゃん縁組』の普及に取り組む」というタイトル掲載されたましたので紹介します。

記事を要約しますと…矢満田さんは、様々な事情で育てられない赤ちゃんを妊娠中に仲介して、育てたい夫婦へ出生後に託す活動を、児童福祉司だった29年前、全国に先駆けて愛知県の児童相談所で始めました。
旧満州で生まれ、引き上げの際に幼い弟を亡くされた経験から、「どんな理由で、どんな状況で生まれようと、赤ちゃんには生きる権利がある」と決心。まさにLHNの思いと同じです。
昨年までに 131組が成立。その際、命を託せる親を選ぶために、必ず守ってもらう「約束」を決めたそうです。時期がき...たら「養子であること」を本人に告知する。生まれた子の性別や障害の有無を問わない…。そのやり方は愛知方式と呼ばれ、国が今年つくる里親の指針に盛り込まれる予定だそうです。
「血縁だけが親子ではない」という言葉に胸が熱くなります。愛知県は全国でも養子縁組の数がとても高いのは、この矢満田さんの活動が大きな理由のひとつだそうです。
この記事で悩める女性が出産に希望を持ち、お腹の赤ちゃんが幸せになりますことを願っています。

田良島