2025年1月10日

中絶後相談者の声

中絶後相談者の声            


中絶後に相談をくださったYさんが、カウンセリング終了後の感想をお寄せくださいました。

辛い経験を話すのは勇気がいることだったと思いますが、ご自分の経験が誰かの役に立つのであれば、とご協力くださいました。Yさん、本当にありがとうございます。


1. どのような経緯でライフホープネットワークに相談しましたか?

中絶をする前の悩んでいるときに、インターネットを調べていたところライフホープネットワークさんのホームページにたどり着きました。そのときは、ホームページの内容を見ただけで、相談の電話をするには至りませんでした。

今思えば、このときに勇気を出して電話をして相談していたら、違った結果(中絶には至らなかったかもしれない)になったのではないかと、今でも後悔しています。

そして中絶直後に、罪悪感と喪失感と悲しみでどうにもならずにいたときも、ネットからライフホープネットワークさんのホームページにたどり着きました。そのときに初めて中絶後カウンセリングを知りました。しかし、そのときも相談するには至りませんでした。

中絶から丁度一年後の日、悲しみと罪悪感で精神がどうにもならずにいたとき、ライフホープネットワークさんのことが頭をよぎり、泣きながら電話をしました。


2. カウンセリングの中でどんなことが助けになりましたか?

まずは、中絶という事実に向き合せてくれたことが助けになりました。中絶後からは、ただただ罪悪感の中で生きて、感情を押し殺すようにしていました。しかし、カウンセリングを受ける中で中絶をした自分と向き合い、赤ちゃんのためにもこれからどのように生きていくべきなのかを教えていただけた気がします。

そして、中絶後以降、夫に対する怒りがうまくコントロールできない日々が続いていたのですが、カウンセリングを夫婦で共有していくことで、夫への怒りや、夫と向き合うことができ、助けになりました。


3. これからの目標や計画はありますか?

中絶後は新たな命を授かりたいなんて思ってはいけないと思っていましたが、カウンセリングを受ける中で、自分の正直な気持ちを再確認し、新たに命を授かりたいという目標にたどり着きました。(中絶しておいてまた授かりたいという身勝手なことは自分でも重々承知しております。)


4. 同じように悩んでいる方にアドバイスはありますか?

まずは、悩んでライフホープネットワークさんに辿り着いたのであれば、勇気を出して電話をかけ、相談してください。

妊娠中、特につわりが厳しい状況のときは、精神が不安定で、大きな決断ができる精神状態にはないと思います。だからこそ、何を選択するにせよ、誰かに相談することはすごく大切だと思います。

私は、夫と十分に話し合って中絶を決めましたが、結果、あのときの精神状態で夫と決めたことには後悔しかありません。

事が事なので、誰にも相談できないことであるからこそ、ライフホープネットワークさんのような第三者でありプロの方に相談することは非常に大切だと思います。

それから、中絶をした過去は、一生自分に残っていきます。まだ悩んでいる段階の方でしたら、どうか自分に中絶という過去を残さないように生きていく方を選んでほしいと思います。



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2024年12月27日

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2024年11月2日

産むのはエゴ?

産むのはエゴ?             


妊娠・中絶の相談のお電話をいただく中で、時々「エゴ」という言葉を聞きます。

大抵の場合は、相談者ご自身の言葉ではなく、周りの人から言われた言葉です。友達や家族や病院や市役所の人に、「今の状況で子どもを産むのはあなたのエゴ」と言われた、というお話です。


●「エゴ」とは・・・

エゴイズムの略で、自分の利益を中心に考えて、他人の利益は考えない思考や行動の様式。利己主義。(goo辞書より)


結婚していなかったり、お金がなかったり、子育てをできる環境ではなかったりする人が、授かった赤ちゃんを出産するのは、自分の利益を中心に考えた行動でしょうか?

確かに「産みたい」という自分の希望を実現するという意味では、自分の利益かもしれません。

でも、その希望の実現には多くの犠牲も伴います。つわりやホルモンバランスの変化による体調不良、身体がどんどん重くなる不便さを10ヶ月間我慢し、時にはそれまで続けていた仕事やパートナーとの関係を諦めてまで、出産することは、「自分のため」だけにできることではないはずです。

多くの場合、「産みたい」と思う理由は自分が得するからではなく、お腹の中の赤ちゃんへの愛情や配慮です。


今、困難な状況で妊娠し、産むことを迷っている方へ。

産むのはエゴじゃないですよー!!

赤ちゃんの命を大切にしたいと思っているなら、その気持ちを大切にしてください。

産みたいけど今の状況でどうやったら「産む」が実現できるかわからない方は、ぜひご相談ください。一緒に考えましょう。応援します。


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※もちろん、産む選択をするのは、出産後に赤ちゃんを放置したり虐待したりせず、きちんと責任を持つことが前提となります。でもそれは必ずしも自分で育てることだけを意味しません。育児が難しい状況であれば、特別養子縁組を選択することも、赤ちゃんの幸せに責任を持つ一つの方法です。