妊娠中ずっと連絡を取り合っていた クライアントの女性が、女の赤ちゃんを出産されました。
さらに彼と結婚されたというお知らせもいただきとても嬉しいです。 2人がともに素晴らしい家庭を築いていかれることを心から願っています。2011年12月22日
2011年12月14日
ホームステイが始まる
12月1日より新たにホームステイが始まりました。女性はシングルマザーとして
子どもを育てたいと思っています。ライフ・ホープ・ネットワークでの生活にも慣れ少しづつ仕事も始めました。来年4月に赤ちゃんに会えるのが楽しみです。
2011年11月26日
LHNの紹介番組が12月1日に放映
中京テレビ「every」でライフ・ホープ・ネットワークが紹介されます。シンシアさんとホームステイの日常生活を出産、養子縁組、別れまでを4ヵ月以上に渡り、撮り続けたドキュメンタリーです。12月1日の夕方6時台で15分間の放送予定です。御覧頂ければとお知らせ致します。ただし、大きな出来事がありました時は予定変更となりますのでご承知おき下さい。
2011年11月15日
出産報告
2月より継続して相談を受けていた女性(19歳)から10月31日に無事、男の子を出産したとの報告がありました。そして、シングルマザーとして赤ちゃんとふたりの生活を始め、育児をがんばっています。
2011年11月12日
新聞に紹介されました
11月2日の読売新聞朝刊(近畿・四国・中国地方)生活面の「結婚指輪してますか?」のコーナーで、おなかの赤ちゃんの命を守れなかった女性の苦しみを取り上げた記事が載りました。新聞取材を受け、回復の方法として「ステップ学習」について話しをしたところ、納得され、このような女性の相談活動に取り組む団体として、ライフホープネットワークが紹介されました。
2011年9月27日
2011年9月23日
2011年9月15日
特別養子縁組を選んだホームステイのインタビュー
特別養子縁組を選んだホームステイのインタビュー
1.ライフ・ホープ・ネットワークはどうして知りましたか
今年の1月に妊娠したことがわかりました。その1年前にも同じ彼との子を妊娠し、中絶しています。
反省しなかった私は同じことを繰り返してしまいました。彼ともだんだん関係が悪くなり、とても二人で育てていくという選択はできませんでした。しかし、私ひとりで育てていく自信もありません。今回も中絶を考えましたがエコーお腹の赤ちゃんが少しずつ大きくなっていき、元気に動くたび決心できませんでした。前回妊娠した時にたまたま買った雑誌に特別養子縁組の記事があったことを思い出し、調べました。
養子縁組について協力してくださりホームステイできる場所をインターネットで探して知りました。
2.相談した印象はどうでしたか
私はまず、Eメールで今の状況や考えを伝え相談しました。するとすぐに返事を下さり、状況も理解して頂き安心しました。そして電話でやりとりをし、ホームステイを決めました。相談する前は何か厳しいことを言われても当然だなあと不安な気持ちでいましたがすごく気持ちを分かって下さり、赤ちゃんの命を守るという選択はすばらしい、いい事だと言って下さり安心できました。
電話の最後には私と赤ちゃんのために祈って下さり、とてもうれしかったです。相談して良かったと心から思いました。
3.ホームステイを決めた理由はなんですか
まず、彼とは同棲していましたが関係がどんどん悪くなり、安心して出産できる環境ではなく、また実家に帰っての出産も難しかったためです。それに、妊娠がわかってすぐに気持ちが不安定になり、つわりも辛く仕事もやめたので貯金もあまりなく金銭的に厳しかったのですがホームステイの費用がひと月、水道光熱費として1万円プラス食費とかなり良心的だった事、相談した時に親身に思って考えて下さり安心できた事などでここしかないと思いました。
4.ここでの生活はどうですか
ホームステイを始めて2ヵ月が経ちました。予定日まで後3日になりました。ここでの生活はとても充実しています。よくマイカ君とDVDを見たり絵本を読んだり歌を歌ったりしています。とても楽しく笑いが絶えず元気をもらっています。また毎日、近所の方やLHNのスタッフ、シンシアさんのお友達が来られ、いろいろな話を聞くことができ楽しいです。毎週日曜日には教会に一緒に行きます。教会は初めて行きましたがイメージと違い、楽しい雰囲気で賛美歌を歌ったり毎回牧師さんの、ためになる話が聞けます。
終わった後は短時間ですが他の人とお話をしたり祈ったりして、私にとって視野を広げる良い機会になっています。
1日の中で、特に夕食は楽しみな時間のひとつです。私はしばしば和食を作ります。シンシアさんはいろいろなパスタやピザ、パンを焼いて下さったりサラダやスープもすごくおいしいです。野菜をたくさん食べることができます。ここに来てからたくさん食べていたので妊婦検診では体重がすごく気になりましたが、2ヵ月の間に赤ちゃんの体重分だけ1kg増えただけでした。バランスのとれた食事と正しくなった生活のおかげだと思います。
5.今、思っていることは
出産予定日まであと3日になり少しドキドキしています。今は赤ちゃんが無事に元気に生まれてきてくれることを願うばかりです。私は育てることはできないけれどこのお腹の赤ちゃんのために厳しい審査をうけて認められ、愛情を持って大切に育ててくださる新しいお父さん、お母さんのもとで幸せに生きて いって欲しいと思います。
私も赤ちゃんが成長し、大きくなっていくにつれて会えることができたとしてもできなくても、産んだ母として恥のないように、これからしっかりと自分と向き合いあきらめずに逃げ出さずに自立して生きていきたいと思います。
★出産した後でお聞きしました
6.出産したこと、養子縁組してどう思いましたか
夜、陣痛がきて病院に行きましたが赤ちゃんは出産予定日ピッタリ、無事元気に生まれてきてくれました。病院では赤ちゃんの父親と電話で「私が自分で産みたいと決めた事だからしっかりこの痛みと戦って、頑張るしかない」と話しました。分娩台の上では、助産師さん、看護師さん、女医さん、駆けつけてくれたシンシアさんに励ましてもらいながら、うまくいきめるように、赤ちゃんが楽に出てこられるように、私も体力を消耗しないように必死で頑張りました。赤ちゃんも一生懸命に生まれてこようと頑張ってくれました。本当に本当に痛かった。間違いなく私が生まれて初めて経験した痛みでした。
でも、赤ちゃんの泣き声が聞こえた瞬間すごくうれしかった。生まれたばかりの赤ちゃんを見るとすごく元気そうに泣いていて、かわいくて、かわいくてそれから安心してほーっと力が全て抜けていくような感じがしました。とても幸せでした。それから2時間半ほど分娩台の上で赤ちゃんと並んで抱っこさせてもらって過ごしました。赤ちゃんは目をぱちぱちとさせて私の方を向いて、手が大好きなのか、ずーっと舐めていました。本当にかわいかった。幸せな時間をありがとうと思いました。それから私は病室で、赤ちゃんは新生児室で過ごすことになりました。
それから赤ちゃんの誕生をおめでとうと、たくさんの方がお見舞いに来てくださいました。赤ちゃんは私のお腹にいた間、シンシアさんのところへホームステイに来させてもらって、愛されて、もすごく幸せだろうと思いました。
赤ちゃんを新生児室へ窓ごしに見に行く時、抱っこさせてもらった時、何度自分で育てたいと、手放したくないと、養子縁組することを撤回しようと思ったか、病室に戻って一人で考え込んだり、泣いたりもしました。ずっとずっと一緒にいたいと思いました。
でも今までの自分、現実を考えると、やはり自信はありませんでした。それでもいいから、何が何でも一緒にいたいとも思いましたが、赤ちゃんの幸せについて、一番に考えました。赤ちゃんのために厳しい審査を受けられて、認められた新しいお父さん、お母さんの元で大切に愛されて、幸せに育っていってくれるなら他には何も望むことはありません。そしてこの先、生きていてよかったと思うことがたくさんあれば幸いです。
7.これからの生活についてどう思っていますか
私は今まで何度も当然のように思い、心から感謝をしたり、逆に反省しないといけないところで反省せず、甘えてばかりで自覚もありませんでした。しかし、この出産を通して心から感謝することができました。反省することもたくさんあります。これからは甘えてばかりはいられません。強くなります。今、私はいろいろと勉強し始めたばかりです。赤ちゃんもこれから一日一日と心も身体もどんどん成長していきます。私も負けないよう、産みの母として恥ずかしくないように成長していきたいと思います。
私にたくさんの幸せと、試練を与えてくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。何事も考えることをあきらめず、考えることから逃げ出さず、自立していきたいです。そして、赤ちゃんの幸せをいつも一番に祈っています。
2011年7月30日
特別養子縁組が成立
家庭裁判所に特別養子縁組の申し立てをしていましたが、申し立てが確定をされましたのでマイか君本籍にシンシアさんが母親として記載されました。とても嬉しく思っています。特別養子縁組が成立
2011年6月30日
ライフ・ホープ・ネット:サイトリニューアル
ライフ・ホープ・ネットワークのホームページが新しくリニューアルしました。
妊娠や中絶で悩まれてる女性の方へ、精一杯の支援と応援ができるよう、サイト情報の内容を充実して行きたいと思っております。
2011年6月10日
養子縁組をして思ったこと
最近、私は花を育てていて、きれいに咲いた花を見て楽しんでいます。そして、花が開くように活発に成長していく、まいか君(4歳3ヶ月)の様子を見て喜んでいます。一緒に暮らし始めて10ヶ月が過ぎようとしています。まいか君を深く理解し愛する喜びは人生において他の何ものにも比べようもありません。でも養子縁組をしてわかった事は、シングルマザーとして子育てをすることの大変さです。LHNのマネージャーが助けてくれなければ今までの生活を一人でするのは辛すぎたと思います。
シングルマザーを周囲の人たちが暖かく見守り、励ますことが必要だと思います。さらに、たとえ赤ちゃんの時から世話をしなくても自分が本当に出産した子 供と同じように愛することができると確信したことです。そしてずっと祈っていることは日本において養子縁組制度がもっと理解され受け入れられますよう に・・現在日本の養護施設に入所している約3万人の子供達に養子縁組の機会がありますように・・・
地震で両親を亡くした子供達に新しい両親が与えられ、心に傷を負った子供を両親の愛で癒すことができますように祈りましょう。
愛され喜んでいる子供達が日本の将来の希望です。
LHN代表 シンシア・ルーブ
2011年3月7日
新聞記事より
LHNの代表のシンシアさんと親交のある矢満田篤二(やまんた・とくじ)さんの記事が2011年3月8日の朝日新聞朝刊に「妊娠中に仲介する『赤ちゃん縁組』の普及に取り組む」というタイトル掲載されたましたので紹介します。
記事を要約しますと…矢満田さんは、様々な事情で育てられない赤ちゃんを妊娠中に仲介して、育てたい夫婦へ出生後に託す活動を、児童福祉司だった29年前、全国に先駆けて愛知県の児童相談所で始めました。旧満州で生まれ、引き上げの際に幼い弟を亡くされた経験から、「どんな理由で、どんな状況で生まれようと、赤ちゃんには生きる権利がある」と決心。まさにLHNの思いと同じです。
昨年までに 131組が成立。その際、命を託せる親を選ぶために、必ず守ってもらう「約束」を決めたそうです。時期がき...たら「養子であること」を本人に告知する。生まれた子の性別や障害の有無を問わない…。そのやり方は愛知方式と呼ばれ、国が今年つくる里親の指針に盛り込まれる予定だそうです。
「血縁だけが親子ではない」という言葉に胸が熱くなります。愛知県は全国でも養子縁組の数がとても高いのは、この矢満田さんの活動が大きな理由のひとつだそうです。
この記事で悩める女性が出産に希望を持ち、お腹の赤ちゃんが幸せになりますことを願っています。
田良島