2023年11月7日

「出産予定日1ヶ月前まで漫画喫茶にいました。」

「出産予定1月前まで漫画喫茶にいました」


先日出産し、赤ちゃんを特別養子縁組に託した女性のインタビューです。

出産予定日1ヶ月前まで漫画喫茶で寝泊まりし、産婦人科も受診できていなかったAさん。母子ともに健康で出産できて本当によかったです!


Q1. 妊娠がわかった時、どんな気持ちでしたか?

検査薬で妊娠がわかった時すでに妊娠3ヶ月でした。

これが初めての妊娠ではなかったので、慌てるより冷静になって「またか・・・できやすいのかなあ・・・」と考えてしまいました。

1回目の妊娠は流産、2回目は中絶してしまっていて、今回は産みたいと思いました。


Q2. なぜライフ・ホープ・ネットワークに来ましたか?

産みたいとは思ったのですが、家族とは縁が切れているし、友達に話は聞いてもらえても助けは求められなくて、どうしようもなく、放置してしまいました。

自分で計算して9月に生まれるんだろうなとは思いながら、ギリギリまで現実逃避していました。

友達の家を転々として、直前の半年間は漫画喫茶で寝泊まりしていました。

赤ちゃんをトイレで産んで死なせてしまったというニュースを見たことと、妊娠を察した友達に「大丈夫?」と聞かれたことがきっかけで、ようやく8月最終日に養子縁組のあっせん団体に相談しました。

その団体から区の保健センターにつながり、病院を初めて受診して、LHNに来ました。


Q3. ライフ・ホープ・ネットワークでの生活はどうでしたか?

過ごしやすかったです。

個室で一人になれる環境があって、でも完全に一人でいるのも病んでしまうので、毎日の夕飯をみんなで食べたり、程よく人と話せるのがよかったです。


Q4. なぜ養子縁組を選びましたか?

家がなく、仕事もなく、自分で育てられないと思ったからです。

養子縁組あっせん団体や保健センターには、養子縁組ではなく施設に預ける選択肢もあると教えられました。

でも、預けてもいつ迎えに行けるかわからない状態で、赤ちゃんが成長を誰にも見てもらえないのはかわいそうだと思いました。私も赤ちゃんの成長を見られないし、施設の職員の人も「親」の立場で見るのとは違います。

それだったら養子縁組をした方が、赤ちゃんは養親さんに自分の子どものように可愛がってもらえるし、自分も安心できるし、みんなが幸せになる選択肢だと思いました。


Q5. 実際に養子縁組してどうでしたか?

出産後一週間、病院で赤ちゃんと一緒に過ごしました。楽しかったけれど、一週間の終わりが近づくにつれて寂しく感じました。離れたくないとも思いましたが、その先の自分の生活のこともまだわかっていないし、決めたのに意見を変えたくないと思いました。

養親さんには直接赤ちゃんを託すことができました。面会の時には、帝王切開をした私の体のことを真っ先に心配してくれました。本当に優しそうで、最初は緊張しながら赤ちゃんを抱いていて、めっちゃいい人たちだと思いました。


Q6. これからのことについてはどうですか?

今もまだ赤ちゃんのことを思い出すことがあります。悲しくなったり、産んだ時のことを思い出したりもします。

でも考えれば考えるほどはまってしまうので・・・。

引っ越しや仕事探しなど、まだこれからやらないといけないことがたくさんあります。

まずは書類の手続きや生活を整えるのが一番です。


Q7. 同じような状況の方にメッセージはありますか?

誰か一人でもいいから、隠すことなく喋れる人を作ってください。

妊娠したことや、その相手がどういう人かなど、言いづらい背景も全部知ってくれている人がいると、何で悩んでいるかわかってもらえます。

一人で考えていると、考えすぎて頭がパンクして何をすればいいかわからなくなってしまいます。人と話すと次の行動が変わると思います。



Aさんのように妊娠したことを誰にも言えずに悩んでいる方、ぜひご連絡ください!

0120-565-257

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(毎日10:00〜20:00)