気づいた時には妊娠7ヶ月
ライフ・ホープ・ネットワークにホームステイし、出産して赤ちゃんを特別養子縁組に託した女性のインタビューです。
Q1. どのようにしてライフ・ホープ・ネットワークに来ましたか?
もともと生理不順だったので生理が来ていないことも気にしていなくて、友だちにお腹の膨らみを指摘されて初めて気づきました。友だちがくれた検査薬で検査をしたら陽性で、「まじか…」と思いました。
病院に行くと妊娠7ヶ月と言われました。どうしようと思っていた時に、ディスカウント店のトイレに貼ってあった妊娠相談窓口の情報を見て、最初そこに連絡をしました。そこで、名古屋市内で妊婦さんのサポートをしているライフホープネットワークのことを教えてもらいました。
Q2. ライフ・ホープ・ネットワークでの生活はどうでしたか?
最初にシンシアさんに会った時にはびっくりしました。もっと「ザ・職員」みたいな人を想像していたら、外国人だし、でも私も知らないような日本語を知っているし。生活にはすぐ慣れました。個室で過ごせるので、誰かと一緒に生活をしているという感じもそれほどなかったです。初日の夜に、もう一人のホームステイのAさんと3-4時間話して、それで緊張が解けたかなと思います。
Q3. 特別養子縁組はどのように決めましたか?
特別養子縁組はかなり前から決めていました。でも、出産の少し前に、昨年ホームステイをしてシングルマザーになったBさんと話して、シングルで育てることもできるんだな、と思って少し揺れました。最終的には、自分自身もまだ体調の問題があって通院が必要だし、自分の生活を安定させるのが先だと思って特別養子縁組を決めました。
Q4. 出産はどうでしたか?
陣痛は思ったより痛くなかったです。でも3,900gの大きな子だったので、肩が出る時に痛くて、生まれてきた子に「大きすぎだよ!」と怒りました(笑)
入院中は赤ちゃんのお世話もしました。1時間ごとに泣く声が新生児室から自分の病室にまで聞こえてきて、そのたびにミルクをあげに行っていました。
養子縁組斡旋団体の職員の方に赤ちゃんを渡す日は、大号泣しました。その後は比較的すぐ回復できたかなと思います。養親さんから赤ちゃんの写真も送ってもらう予定です。
Q5. 今後のことについてはどうですか?
高校を中退しているのですが、今、高卒資格を取るための準備をしています。ここにいる間にマイカ(シンシアの息子、ダウン症)とよく遊んでいたら、そういう仕事をシンシアさんに勧められたので、マイカのような子がいる場所(障がい者施設など)で働けたらいいなと思います。
ここに来て話をすることで、自分の状況をポジティブに捉えられるようになりました。今妊娠して悩んでいる人も、相談してほしいと思います。
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